紫の道イベント情報

参の道 紫の道なぎさウォーク - 紫式部と源氏物語の道をたどる - ご案内

画像をクリックすると各イベントの詳細PDFが表示されます。

日程 2008年12月7日(日)小雨決行 応募締切:11月25日(火)必着
終了いたしました。当日の様子は以下をご覧ください。
時間 受付 8:00~ / 出港 8:30
場所 集合場所:琵琶湖汽船(大津港)
内容

紫の道シリーズ企画第3弾として 参の道・紫の道 なぎさウォークを開催します。往路は大津港から石山寺港まで「一番丸」に乗船していただき、源氏物語書き起こしの地といわれる石山寺・源氏夢回廊を見学していただきます。復路は石山寺から浜大津までさわやかな汗をかきながらウォーキングしていただきます。普段、車でよく通るこの道も「船とウォーク」でたどってみれば、新しい発見に出会えるかもしれません。

 

参加費:おひとり 1000円(こども同額)

参加資格:どなたでもご参加できます(小学生以下は保護者同伴)

*約8kmのウォークです。参加にあたって、健康管理には十分お気をつけください。

定員:70名(応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。)

持ち物:お弁当などのご昼食・水分補給できるお飲物

 

詳細は画像をクリックしてご確認ください。(PDF形式)

お問い合わせ 紫の道推進委員会 大津商工会議所内 TEL 077-511-1500

イベントトピックス

参の道 紫の道なぎさウォーク - 紫式部と源氏物語の道をたどる -が開催されました(平成20年12月7日)

 最終回のコース「紫の道・参の道」は、美しい初冬の湖都・大津を「船×ウォーク」で味わうという趣向のもと、往路では瀬田川リバークルーズで人気を博している「一番丸」に乗船しました。
源氏物語着想の原点ともいわれる石山寺・源氏夢回廊見学を挟んで、復路は大津港まで約8キロの「ウォーキング」。
船はレトロな雰囲気を醸すレークウェスト観光㈱の「一番丸」。さらに航路は特別に、定期便の設定が無い大津港からの出発でした。
 一番丸は、定刻どおり8時30分に出港して、一路石山寺港へと南下しました。
普段、車で湖岸道路を走っている方にとっても、船からの眺めは新鮮に映ったようです。
途中、琵琶湖大橋が蜃気楼で半分切れたように見える珍しい現象にも出くわしました。琵琶湖と瀬田川の境界を越えると、「JR東海道線」、「国道1号線」、「瀬田の唐橋」、「東海道新幹線」、「名神高速道路」の順に日本の大動脈を次々とくぐりぬけます。

 少し歴史を遡ると、この「一番丸」にはモデルとなった船があるそうです。その名は「蒸気船・一番丸」。就航したのは明治2年(1869)、今から140年ほど前のことです。当時の「蒸気船・一番丸」は、京阪神方面と北陸方面との中継地として、人・モノが行き交う交通の要衝・浜大津港を中心に琵琶湖北岸とを結ぶ大切な輸送手段でした。その後も、「蒸気船・一番丸」は大津町人らの手によって栄え、多くの人々に愛され親しまれていくものの、明治22年に東海道線が全通すると、しだいにその活躍の場を奪われ、他の多くの蒸気船ともども姿を消していきました。

参の道 紫の道なぎさウォーク 参の道 紫の道なぎさウォーク

 約1時間の船旅を終え、石山寺港へと到着。
ここからの案内役はNPO法人石山名月の会所属のボランティアガイド 杉江氏と福島氏。約1時間程度、石山寺・源氏夢回廊を見学しました。
 その後、11時に石山寺山門前へ集合。全員で今日のウォークガイド、滋賀県ウォーキング協会副会長の大西さん指導による準備運動をおこなってから、大津港へ向けて歩き始めました。

同じ川岸・湖畔でも、船からの景色とは見え方が異なり、写真を撮る方や川柳のネタ探しをする方、それぞれ思い思いのペースで歩いていました。
途中のビュルツブルク広場へは、定刻の12時30分に到着。ここで昼食休憩となりました。
ここでは新月の「琵琶湖産しじみのお味噌汁」を振舞われ、全員で舌鼓。
 13時30分には残りの半分を歩き始め、途中紫式部が若狭へと旅立ったとされる打出の浜を通り、定刻より若干早く14時10分に大津港へ帰着しました。

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