源氏物語に登場する生き物

-いのち 紫式部からのメッセージ- 源氏物語に登場する生き物

1000年「前」のいのち(植物や鳥、昆虫、魚など)がそのままの姿でいきづいているからこそ、「源氏物語」という文学・文化も、書かれて1000年後のいま(2008年)でも私たちはその時代の人々と同じ感覚で物語に描かれる風景を読みとりイメージを持ち共感を覚えることができるのです。

もし、蛍が巨大な姿だったら、あの「玉鬘」の章の風情は理解できないであろうし、空蝉や夕方に花を開き暗闇で白く息づき翌朝にはしぼんでしまう夕顔もしかりなのです。

この世界的に誇れる長編傑作「源氏物語」を1000年「後」の3008年において、今までと同じように人々が感動できるよう受け継ぐためにも生き物や自然環境が変わらぬよう後世に伝えていくことが大切なのではないでしょうか。 貴重な自然、地域資源を未来に受け継ぐために。

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