紫の道イベント情報

壱の道 紫の道 奥琵琶湖船上遊覧と紫式部が辿った道 -深坂古道- を歩く ご案内

画像をクリックすると各イベントの詳細PDFが表示されます。

日程 2008年11月9日(日)雨天決行(荒天時は別コースとなります)募集締切:10月31日(金)必着
終了いたしました。当日の様子は以下をご覧ください。
時間 受付 8:00~ / 出港 8:30
場所 集合場所:琵琶湖汽船(大津港)
内容

紫の道シリーズ企画第1段として 壱の道・奥琵琶湖船上遊覧と紫式部が辿った道-深坂古道を歩くを開催します。紫式部が若狭への道中通ったとされる「深坂古道」を歩いて訪ねる、まさに紫式部の旅路を再現したコースです。

 

参加費:おひとり 2000円(こども同額)

参加資格:どなたでもご参加できます(小学生以下は保護者同伴)

*深坂古道は約2時間程度の山道を徒歩で行きます。ご参加にはご自分の健康状態をご考慮のうえ、お申し込みください。

定員:100名(応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。)

 

詳細は画像をクリックしてご確認ください。(PDF形式)

お問い合わせ 紫の道推進委員会 大津商工会議所内 TEL 077-511-1500

イベントトピックス

紫の道・壱の道「奥琵琶湖船上遊覧と紫式部が辿った道 -深坂古道を歩く-」
(平成20年11月9日)

 11月9日(日)紫の道・壱の道「奥琵琶湖船上遊覧と紫式部が辿った道-深坂古道を歩く-」が開催されました。
このルートは、紫式部が千年前、父藤原為時の越前赴任に伴って、大津市・打出の浜から舟に乗り琵琶湖を縦断し、当時琵琶湖北岸と福井県・敦賀を結ぶ最短経路であった峠道「深坂古道」を越えたと伝えられていることに由来して設定されました。
この紫式部が通ったルートを再現して、船とウォーキングでその足跡をたどる日帰りツアーです。
今年は源氏物語千年紀との相乗効果で、参加者のみなさんの関心が非常に高く、募集人数の2倍ほどの申込から抽選で選ばれた約100名が参加しました。
今回乗船したのは、琵琶湖汽船㈱の高速船リオグランデ。かつて紫式部が1日かけた航路が現在では約1時間で航行できます。

紫の道・壱の道「奥琵琶湖船上遊覧と紫式部が辿った道-深坂古道を歩く-」 紫の道・壱の道「奥琵琶湖船上遊覧と紫式部が辿った道-深坂古道を歩く-」

 定刻の8時30分に出港した高速船は、大津港から長浜港まで約2時間で到着。
長浜港からバスに乗り換えて約30分、滋賀県側の深坂古道入口に到達しました。 深坂古道直前の広場では、福井県ウォーキング協会の2名の方のご指導の下、入念に準備体操をしました。
道中には、紫式部の詠んだ歌”知りぬらむ往来にならず塩津山世に経る道はからきものぞと”(世の中というのはこの道のようにきびしいものですよ)の歌碑も見られ、当時の旅の厳しさを今に伝えます。

 古道を抜けるとJR新疋田駅のすぐそばに到着。長浜駅までは電車で30分弱程。長浜駅から長浜港までは徒歩で10分程度の距離でした。JR新疋田駅からの電車は、早着の方と遅着の方が長浜駅へスムーズに移動できるように、2本の電車に分けて乗車。早着の方々は船の出港までの間、長浜市内を自由散策されていました。

 16時、船は予定通り長浜港を出航。
往復の船内では多くの源氏物語ゆかりの地、(比叡山延暦寺や堅田・浮御堂、高島・白鬚神社など)の案内がありました。
船内には源氏物語に登場し今も存在する貴重な動植物について紹介したパネルが展示され、これから千年後にも貴重な自然を大切に伝えていきたいというメッセージを感じることができました。さらに、オルガンやヨシ笛のコンサートも開催。古代から受け継がれてきた”しの笛”の素朴な音色が奏でられ、参加者同士に一体感が生まれました。

船は定刻18時30分に大津港へ無事帰着しました。

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